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英雄クロニクル/サクセス鯖 女神の誓(1uxv)の主にSS置き場。

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【視点:D】

無理をしてでも、彼を安心させたいのだとマスターは言った。
反動が凄まじいよと言ったのに、それでもと。

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「……だから無茶だって言ったのに」


ため息を吐いて、魔方陣を展開する。
こうなるとあらかじめ言っておいたのにも関わらず、彼はそれでも良いから痛み止めと身体補助の魔法を掛けろと命じた。

息も絶え絶えに、床に倒れる彼を浮遊魔法でベッドに横たわらせる。
赤い染みの出来た床を一蹴し、痙攣する身体を抱え込む彼に触れた。


「バカだよ、本当に……」


強力な治癒の魔法を行使しても、それは微かな効果しか生まない。
流転の力も、確定してから時間の経ってしまった事柄までは手が出せない。
現状であまりに干渉すれば、〈〈天上〉〉にこの世界から追い出されてしまう。
自分は異端の存在なのだと自覚しなければならないのだ。


「……あんまり無茶してると、ボクでも治せなくなるからね」


言葉ではそう言うが、内心では絶対に治して見せると意気込む。
確かに自分の力だけでは時間が掛かってしまうかもしれない。
だが、今ここには以前と同じく大きな力がある。
それを使わない手はない。


「――耐えてよマスター、それは君が掴み取った未来の代償なんだから」


彼との使役関係が続く限り、この命を守って見せよう。
……ボクに手が出せる範囲で。
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